段ボール箱は、主に外装箱と内装箱で構成され製品の物流に使用するため保護機能、利便性が要求されます。
内装箱ではパッケージのデザイン・印刷等で、商品の販売促進と情報伝達が重要な作業であり、商品の安全性・作業性・生産性を配慮し設計されます。
もちろん環境を考えて生産から物流・消費・廃棄のリサイクルも基本設計では重要です。
段ボール箱専用のCADソフトを使用し、様々な形状の段ボール箱を設計しますが、設計の際、商品が収納できるように立体的な箱をイメージしながら設計をする能力が必要です。
専用機能:自動面付け機能(打ち抜きをする型の作図)
次のプロッターへデータ(カット・罫線の指示)を送ります。
CADから送られて来たデータによって、設計された寸法のとおりに段ボールシートをカット(直線・曲線)し、箱を折り曲げるための罫線(押し線、破線)を指定された箇所に入れます。
カッティングナイフ、筋押し器、ペン等がセットされて取り付ける器具によって、カット・罫線・製図ができます。
段ボールシートのカットが終わり、シートから取り出して確認中。
プロッターで出来た段ボール箱を組立ながら、設計仕様(形状・寸法・隙間)を検査します。
時には、実際に商品を入れて、チェックします。